こんにちは。
アパレル業界にいると嫌でも素材やデザインについて詳しくなってきます。
そして色々な商品を触ったり、取引先とお話しをしたり、色々情報収集をしていると
やはり、『アウトドアブランド』は機能的にも素材的にも最強です。
それは登山やサバイバルなどの過酷な状況で耐えうる素材とデザインにしなければいけないので
そこには『機能美』を極限まで追求されたデザインになっているのです。
これはどんなアウトドアブランドでもルーツがあり、そこから派生させた素材とデザインがあります。
そのような事を調べていくとアウトドアブランドが大好きになります。
しかし、しかしです。
私は『ストリート』と『モード』が大好きであります。
アウトドアブランドのみでコーデすると。
『ただのアウトドア野郎』
になってしまうのです。
困った。なんか良いものはないだろうか?
ドラえも〜ん!なんか出して〜!
そしてある時に出会ってしまったのです。
それは二子玉川の『OSHMAN’S』に行った時。
そのアウトドアブランドだらけの店舗の一角に、
漆黒のコートがおいてありました。
な、なんだ、このモードな雰囲気のコート?
『MHW?』
あれ?『N.Hoolywood』って書いてある。
N.Hoolywood
古着店出身の尾花が古着服のディテールに新たなコンセプトや価値観を加え、全く新たな服を表現するブランドである。シーズン毎に打ち出されるコンセプトに沿ったコレクションライン、肌着などを尾花流にデザインし、豊富なサイズで展開するアンダーウェアライン、コレクションとは対照にコンセプトに囚われず洋服の要素を、スーツ等様々な形で落とし込むコンパイルライン(2007年以前はドレスラインと呼称)を展開する。また、毎シーズン発売される、リー、リーバイス、ラングラー、コンバースなどとコラボレーションしたものなどは、古着の印象的なデザインや各シーズンのコンセプトを尾花の解釈でデザインまたはリメイクしている。
wikipediaより引用
古着のリメイクからスタートしたブランドですがコレクションを見ていると、私の中では完全にモード!
なんでOSHMAN’SにN.Hoolywoodが!?
よくよく見ると『Mountain Hardwear(マウンテンハードウエア)』とも書いてある。
Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア)
米国カリフォルニア州バークレー発のアウトドアブランド。1993年、「SIERRA DESIGNS」で働いていた同僚たちがスピンアウトして創立した。当初より革新的なテクノロジーを使用したアイテムを次々と発表し、現在では大きな知名度を確立している。2003年には「コロンビア」グループの傘下となった。
fukuDBより引用
このボルトのロゴで有名なブランドです。
そう、この商品は『Mountain Hardwear×N.Hoolywood』の商品だったのです!
ホームページもあります。
かっこいいーーー(;゚;Д;゚;)!!
しかし公式サイトでは売り切れです。
なので楽天内でまだ取り扱いがあるサイトを探してみました。
そんなんあるんか?
あった。
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インナーもありました。
みなさんお気づきかと思いますが
まーまー良い値段します。
金貯まったら、
ほしーーーーーー(;゚;Д;゚;)!!
気を取直して次行きます。
THE NORTH FACE PURPLE LABEL(ザ・ノースフェイス パープルレーベル)
ノースフェイスは有名です。しかし『パープルレーベル』とはなんでしょう?
その答えは「ナナミカ(nanamica)」
ショップ「nanamica(ナナミカ)」のオリジナルブランドとしてスタート。
ショップ「nanamica(ナナミカ)」のオリジナルブランドとしてスタート。nanamica(ナナミカ)が提案する、日常の中でなるべく長く付き合えるアウトドアウェア。通勤や通学などの都市生活の中で、風や雨などの自然の変化に対応できる機能を持つウェアや、休みの日に海で過ごす時などに着たいと思うウェアなど、「UTILITY」と「SPORTS」をキーワードに毎日を楽しく、快適で、格好良くすごす為に欲しい物を作ることをコンセプトにしている。「nanamica(ナナミカ)」の名前は「七つの海の家」という意味。アウトドアブランドの「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とのコラボレーションで、「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)」をプロデュースしている。
ファッションプレスより引用
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ディティール、柄、色など細かい部分まで拘っています。
この他にもまだまだアイテムはあります。
しかし私は次へ行きたくてウズウズしております。
なんとノースフェイスは日本を代表するコレクションブランドとのコラボもしているのです。
その一つがこれ!
ノースフェイス×サカイ
まずはサカイ(sacai)とは?
sacai
1999年、阿部千登勢(Chitose Abe)が「sacai(サカイ)」を設立。sacai(サカイ)は、日本のを代表するファッションブランド。メンズ・ウィメンズともに展開。ブランドコンセプトは「日常の上に成り立つデザイン」。スタンダードなものを大切にしながら、エレガントな要素を加え、またクラシックなアイテムにひねりを加えることで、sacaiの考えるエレガントな「ニュースタンダード」を表現。異質な素材の組み合わせ、独特なシルエット、細かい部分に技術、アイデア、工夫を凝らしたデザインなど、よく見ると確かに分かる拘りが強く支持されている。特に、異素材のミックス、タック、プリーツ使いで前後の印象を変えるデザインをsacaiは得意としており、バックや横からのアングルが美しく見える。ブランドの開始当初はニットを使用したアイテムが多くを占めていた。ニットは現在でもsacaiの特長の1つであるが、よりバリエーションが増えている。適正な価格でクオリティを高く維持。毛玉のできる商品が分かると、すぐに自己負担で回収するなど品質に徹底的なこだわりを持つ。創業者は阿部千登勢(Chitose Abe)。1965年生まれ。コム デ ギャルソンでニットのパタンナーなどを経験し、1997年に結婚・出産を機に退社。その後、服のデザイン活動を再開。1999年、子育てのかたわら「sacai(サカイ)」を設立。5型のみのコレクションでのスタートだった。ブランド設立前に所属していた、コム デ ギャルソンのように大々的な宣伝をすることはなく、エディター、スタイリストやセレクトショップなどからの高い評価、そして徐々に顧客がつき人気が広がった。2006年、「sacai gem(サカイ ジェム)」を発表。10 Corso Como Comme des Garçonsエクスクルーシブのカプセルコレクションで、10 Corso Como Comme des Garçons(東京)とDover Street Market(ロンドン・東京)のみで販売された。同年、「日常の上に成り立つデザイン」をコンセプトにsacaiの考えるエレガントな大人のためのランジェリー・ホームウェアライン「sacai luck(サカイ ラック)」を開始。現在、このラインでは、後によりリラックスしたシーンにフォーカスした1つのコレクションとして展開している。
ファッションプレスより引用
今では日本を代表するスーパーブランドとなりました。アウトドアブランドであるノースフェイスをどのように取り入れたのか?
もう画像を見てください。
こちらのサイト『PERK』より引用
もうあれですね。ただひたすら、良い。
さすが、いい値段。
ギャルソン出身のコラボはまだ続きます!
ノースフェイス×ジュンヤワタナベ
ジュンヤワタナベとは?
ジュンヤワタナベ
1992年、「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン」のチーフ・デザイナーに就任し、東京コレクションにデビュー。
「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)」は日本のウィメンズブランド。メンズは「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS MAN)」。デザインの特徴としてはツイードやデニム、チェック柄などを多く使用しトレードマークに近い存在となっている。
デザイナーの渡辺淳弥(Junya Watanabe)は1961年、福島県に生まれる。84年、文化服装学院デザイン科を卒業し、コム デ ギャルソンに入社。1987年、トリコ・コム デ ギャルソンのデザイナーに就任。
初めてのソロコレクションは1992年、「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン」のチーフデザイナーに就任し、東京コレクションにデビューしたとき。その1年後の1993年に、パリ・プレタポルテコレクションにデビュー。(渡辺の名前でデザインされ、コレクションを発表したが、渡辺はコム デ ギャルソンの社員)
1995年度日本エディターズ・クラブのデザイナー賞を受賞。1999年、第17回毎日ファッション大賞で大賞を受賞。
ファッションプレスより引用
もうスーパースーパーデザイナーです。
ファッションプレスより引用
いやー、良いですね。ノースフェイスはもうコレクションブランドの域まで行ってますね〜。
ほしーーーーーー(;゚;Д;゚;)!!
いやいや、やはり良い値段してますねー。
まーしょうがないですね。お金を貯めましょう。
では次!
White Mountaineering ×MILLET
なんと、あのWhite Mountaineering (ホワイトマウンテニアリング)が老舗アウトドアブランドMILLET(ミレー)とコラボしていたとは。
White Mountaineering (ホワイトマウンテニアリング)
2006年秋冬コレクションよりホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)をスタート。
ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)は日本のファッションブランド。
ブランドコンセプトは、〝服を着るフィールドは全てアウトドア〟。デザイン、実用性、技術の3つの要素を一つの形にし市場には屈しない姿勢でのものづくりを掲げている。
2009年春夏シーズンよりBLACKをコンセプトにしたBLKをスタート。同年 8月「White Mountaineering」代官山にてショップをオープン。2010年春夏シーズンにて初のランウェイ形式でコレクションを発表。
2011シーズンよりウィメンズブランドの「porlar. White Mountaineering」をスタート。2011年、海外に向けた展開を目指し、ウィメンズのブランド名を「poral(ポーラル)」と変更する。
2013年春夏コレクションをもって一旦ポーラル(poral.)を終了。それに代わり、ホワイト マウンテニアリング(White Mountaineering)として、ウィメンズコレクションが、2014年春夏コレクションより新しくスタートした。
ファッションプレスより引用
MILLET(ミレー)
ミレーは1930年代に初のショルダーストラップ付きのバッグを販売し、その名を知られるようになった。 数年後にそれをバックパックへと進化させると、フランスのブランドとして一躍有名になる。 山岳向けのテクニカルな製品開発によって強化されたミレーのブランドイメージは、何世代にもわたる山岳家達から のサポートを受け、確固としたものとなっていく。
https://www.millet.jp/contents/history.phpより引用
良い具合にシティーアウトドアのテイストになっています。
ZOZOTOWNより引用
HYPEBEASTより引用
検索すると、商品数が非常に少ない!
見つけれたらラッキーです。
次!
コラボではないですがアウトドアブランドでありながら非常に感度の高いブランドの紹介です。
and wander(アンドワンダー)
自然の中で遊ぶ楽しさに魅せられたイッセイミヤケ出身の池内啓太と森美穂子が2011年に起ち上げたアウトドアブランドand wander(アンドワンダー)。山の中で得た肌感覚とデザイナーズブランドで培った経験を融合させた唯一無二のアウトドアウエアやギアが高く評価され、TOKYO FASHION AWARD 2016を受賞。
池内 啓太:神奈川県出身。多摩美術大学卒業後、ISSEY MIYAKE MENデザインチームにてアパレル、雑貨の企画、開発を行う。
森 美穂子:東京都出身。エスモードジャポン東京校卒業後、ISSEY MIYAKEデザインチームに所属後フリーランスで活動。
池内と森で2011年春夏に「and wander」をスタート。自然に触れることに魅せられて山を楽しみ、パリコレクションブランドで培った企画力と山で感じた肌の感覚をもって、アウトドアウエアとギアを提案している。
rakutenfashionweektokyoより引用
アウトドアブランドでありながら都会の洗練されたスタイルが魅力的です。
おしゃれーーー(;゚;Д;゚;)!!
様々なセレクトショップで取り扱われています。
バッグなどもカッコいいです。
比較的手に入りやすい価格です。
では次!
F/CE(エフシーイー)
2010年、デザイナーの山根敏史が「フィクチュール(現エフ シーイー) 」をスタート。
エフシーイー(F/CE. )は日本のファッションブランド。デザイナーは山根敏史、山根麻美。山根麻美がウィメンズウェアのデザインを担当している。
コレクションは、世界中から選んだ一つの“国”をテーマに展開。テーマとなった国を実際に訪れ、生活、歴史、アート、音楽などの文化から触れたインスピレーションをデザインに落とし込んでいく。過去には、モロッコ、スイス、キューバ、アイルランド、ドイツ、フランスなどを選んでいる。またテーマとする国はいくつかのシーズンを経て変えている。
また、スペックや機能性もデザインキーワードの一つ。道具としての完成度の高さ、日常生活を快適に過ごすための機能といったポイントに目を向け、旅から得たイメージをのせウェアを完成させる。
2018-19年秋冬、Amazon Fashion Week TOKYOに参加。
デザイナーは山根敏史、山根麻美。
山根敏史は、1975年愛知件生まれ。1997-2003年までメンズビギでデザイナーを担当。2003-2007年までクロックス日本支社創立に参画し、セールスマネージャー、マーケティングマネージャーを兼務。2007-2009年クロックスグローバルプロダクトアパレルラインマネージャー、アジアクリエイティブチームチーフデザイナーを歴任。
2009年、オープンユアアイズ株式会社を設立。
2010年、フィクチュール( 現エフ シーイー) を立ち上げる。
2016年、ブランド名をエフ シーイーへ変更。
山根麻美は1977年大阪府生まれ。
2000-2013年 パルグループ・チャオパニックのバイヤー、ウィメンズPRを歴任。
2013年 オープンユアアイズ株式会社へ参画。 同社内にてウィメンズデザイナーを務める。
ファッションプレスより引用
NORDISK CAMP SUPPLY STORE by ROOT
住所:東京都世田谷区砧2-21-17
TEL:03-5429-6909
営業時間:11:00〜19:00(土曜日は8:00〜19:00)
定休日:月曜(祝日にあたる場合は通常営業となり、翌火曜日が休み)
こちらも比較的手に入りやすい価格かと思います。
次!
SnowPeak(スノーピーク)
SnowPeak(スノーピーク)
日本の新潟県三条市に本社を置くアウトドア総合メーカーおよびそのブランド名(Snow Peak )である。世界に先駆け、「オートキャンプ」のスタイルを生んだ会社で知られており、「自らもユーザーである」という立場から、「自分たちが本当にほしい製品」を作ることで、それまでなかった「自然の中で豊かで贅沢な時間を過ごすアウトドアの楽しみ方」を確立してきた。創業以来一貫して革新的な新製品の開発を行い、顧客本位の高品質なモノづくりを続けている。コーポレートメッセージは「人生に、野遊びを。」である。
創業は山井幸雄商店という金物問屋で、当時の登山用品に不満があった初代社長の山井幸雄が、オリジナルの登山用品・釣り具を開発したことによりアウトドアレジャーメーカーとして事業を拡大し、株式会社ヤマコウと社名変更した。1986年に山井幸雄の長男である山井太が入社してキャンプ製品の開発を開始。これにより、オートキャンプシーンを創りだしたパイオニアとして知られることになった。1996年に山井太は代表取締役に就任して同時に社名を株式会社スノーピークとし、オートキャンプの需要拡大とともに新しい製品を市場へ投入していった。
90年代前半にオートキャンプブームが収束すると減収が続く長いトンネルに入る。90年代後半ユーザーとのキャンプイベント「Snow Peak Way」を開催し、その時にユーザーから語られた「製品は良いけど高い」、「品揃えが悪い」という言葉にショックを受け、見直しをはかる。正規特約店制度を導入し全商品の品揃えを確保できる店舗展開や問屋を介さないことでマージンを抑え販売価格を下げる努力を続ける[1]、同時期直火での焚き火が禁止されたキャンプ場でも焚火ができるステンレス製の焚火台をリリースしロングセラー商品として育て上げるなど状況に応じた製品開発で苦境を脱した[2]。現在では日本国内のみならず海外にもグループ会社を持ちオートキャンプ、登山用のテントや寝具、タープ、チェア、マグカップ等のアウトドア用品や自然指向のライフスタイルを実現するアイテム等の販売を行なっている。
日本の老舗アウトドアブランドのスノーピーク。あるとき、急にアイテムや打ち出しが洗練されました。ものすごく感度が上がったのです。その理由はこの人。
デザイナー山井梨沙さん。
この方は現社長の山井太氏の娘さんです。今のスノーピークのヘッドデザイナーです。コレクションブランドなどで働かれていたそうで、その感性が商品に反映されています。
HYPEBEASTより引用
おしゃれーーー(;゚;Д;゚;)!!
おしゃれすぎて着こなしが難しいのでは?
いえいえちゃんと普段使いでもいけるアイテムはあります。
バッグも高機能ですがリーズナブル!
どうでしょう!
いずれも高機能でデザインも優れているブランドの紹介でした。
これらのブランドを知るきっかけになれば嬉しいです!
では!