こんにちは。
絶賛日々仕事に追われています。
私の仕事は特にジャンルを絞らずキッズからメンズ、時にはレディース、アメカジ系、ストリート系、キャラクター系、まで依頼さえあれば何でも描きます。
過去実績で例えると、メンズで言えば
しまむら〜ロエン
と言う振り幅です。
依頼さえあれば何でも描きます。
それを10年も続けていれば得意、不得意はあれど何でも描けるようになります。
そしてある時に気がつくのです。
自分のオリジナリティが無くなる事に。
そして何が1番好きなのか、何が1番カッコいいのかがわからなくなります。
どんなテイストのグラフィックも描けるのに、どんなブランドにもなれるのに、
自分の芯が抜け落ちた感じになります。
これは企業グラフィッカーあるあるです。
器用貧乏ってやつです。
そこで私は自分がずっと好きなものはなんだったのかと自問自答します。
そしてある答えが。
やっぱモノトーンが好き。
テイスト感で言うなら
「モード」
モードって言ったらラフシモンズ!←安易発言
って事でラフシモンズ風のグラフィックを描いてみましょう。
え?あ、はい。ラフシモンズ買った事ありません。
だって鬼のように高いんだもん。
んな奴がラフシモンズ風のグラフィックなんて描けるのか?なんて言葉が飛んできそうです。今まで数々のコレクションブランドのグラフィックパックてきてんだから描けるにきまってんだろ
あ、大体の雰囲気で行くので大丈夫です!
と言う事にしておいてください。
まずは予備知識。
ラフシモンズ : RAF SIMONS
1995年、ラフ シモンズが自身の名を冠したブランド「ラフ シモンズ」を発表。
ラフ シモンズ(RAF SIMONS)はベルギー、フランスを拠点とするのファッションブランド。主にメンズウェアを展開。トラッドでクラッシックなテーラードスタイルと、反抗的な若者文化からインスピレーションをうけて、両者を融合させた、テーラードとユースカルチャーの融合がデザインの特徴。
創業者のラフ シモンズは1968年、ベルギーのニールペルト郊外のゲンクで生まれる。大学は工業デザイン学校に入学し写真やビデオ等を学ぶ。ファッションにおける正規の教育は受けていない。学生時代に研修でウォルター・ヴァン・べイレンドンクのアントワープオフィスで働いたことがきっかけで、ファッションに興味を持つ。
大学卒業後、家具のギャラリーで2年間働き、インテリアデザイナーとして活躍するが、しだいにファッションへ興味が向かい、独学で服作りを学ぶ。ラフシモンズ本人はマルタン マルジェラのコレクションを見てファッションの仕事をしようと決めたと言う。
自ら作った服を持ち、アントワープに移り、アントワープ王立美術アカデミーのファッション学科ディレクター、リンダ・ロッパに出会う。そこでファッションへの方向転換を決意。ラフシモンズ自身はアントワープ芸術アカデミーへの入学を希望したがリンダ・ロッパに「あなたはうちの学校で学ぶ必要がない」といわれ引き続き独学で服作りを学んでゆく。
リンダ・ロッパの後押しもあり1995年秋冬、ミラノの展示会でプレゼンテーション形式で自身のブランド「ラフ シモンズ」のコレクションを発表。その後3シーズンはパリの展示会で発表。
1997-1998年秋冬より、パリ メンズ プレタポルテ・コレクションに初参加。1999年春夏と1999-2000年秋冬シーズン、イタリアの高級革製品メーカーのルッフォ社が展開するルッフォ リサーチのデザインを、ヴェロニク ブランキーノとともに担当。シモンズはこのコレクションでメンズを担当した。
その後、1999-2000年秋冬を最後に1シーズンコレクション活動を休止。2000年10月からウィーンの応用美術大学でファッションを教える。活動を休止した理由としては「自分自身のクリエーションにしっくりきていなかったのです。すこし考えたかった」「休養期間」「会社の内部構造を立て直す」ことなどが上げられている。
より引用
って言う簡単に言うと
超有名で超すげーデザイナーです。
そしてこのラフシモンズはグラフィック視点で見ると『フォト』が有名です。
例えば
こんなんとか
こんなんとか
あとフレッドペリーとのコラボの
こんなんとか
こんなのとか。
この手のグラフィックはいい写真さえあればすぐにできます。
逆に言うと写真のクオリティーが全て。
そして今回はこのグラフィックを作成してみましょう。
2017ss collection フォトプリントジャージです。
この写真に似てるものをこのサイトで検索。
いつも使っている無料のハイクオリティー素材サイト、
その他の素材サイトはこちらの記事を参考に!
今回はpixabayを使用します。
ここを開き、検索ワード欄に
usa flag
と打ち込みエンターキー!
するとこんなページになります。
んで、似よりの写真を探します。
発見!!
お目当ての写真を見つけたら、画像をデスクトップにドラッグするか、無料ダウンロードをおし、欲しいサイズにチェックを入れてダウンロード。
そしてこの画像をフォトショップで調理します。
フォトショップでこの写真を開き、
コマンド+U
すると色相・彩度のウインドウが開くので彩度を0にしてモノトーンにします。
(モノトーンにするやり方は色々ありますが、今回はこれで。)
んで次に
コマンド+L
するとレベル補正のウインドウが開きます。
このレベル補正とは、簡単に言うと写真を明るくしたり、暗くしたりなど色々調整ができます。
入力レベルの山の下に3つの三角があります。
ここをつまんで右左に動かすと、写真の明るさが変わります。
これは慣れが必要なので、色々な写真で遊んでみてください。
最初は『いい感じ!』ってなればそれでokです。
やってるうちに『いい感じ!』ってなるレベルが上がっていきます。
そして保存!
そして次は適当な絵型を用意します。
絵型の書き方はまた書く予定です。
そして、上下にちょこちょこっと英文を入れてみましょう。
んで写真をのせれば出来上がり!
どうでしょう??
簡単ですよね??
色々なフォトでやってみると面白いです!
では!